2020年4月22日 senshin

新型コロナウイルス感染拡大防止にかかる保護者のみなさまへのお知らせとお願い(4/20)

新型コロナウイルスの感染拡大により、保護者の皆様におかれましては、就労や経営環境の変化から、大変な状況にあろうかと存じます。また、医療、福祉、消防・警察、その他国民生活の安定や維持に携わる方々におかれましては、ご自身の感染リスクがある中でのご就労、本当にありがとうございます。

今回、保護者の皆様と、保育現場における状況を共有させていただきますので、保護者の皆様におかれましては、ご就労等の必要性を考慮しつつも、登園のご判断を慎重にお願いしたく存じます。

 

.乳幼児の感染リスク

乳幼児はもともと病気に対する抵抗力が低いため、最善の注意を払う必要があります。

新型コロナウイルスについても、子どもは、成人に比べて発症数が少ない状況にありますが、乳幼児への感染や発症時の重症化・死亡事例が複数報告されており、決して安心できない状況にあります。

 

2.保育現場の状況

病気に対する抵抗力が低い子どもたちをお預かりする保育現場では、新型コロナウイルス対策以前から日常的に、手洗いや消毒などを徹底しておりますが、発達途中にある子どもたちの集団保育の場所ですので、以下について明確にお伝えしておかなければなりません。

 

①約2mの距離を確保できません

大人に比べて、他者との距離感が非常に近いのが子どもの特徴です。複数の子どもが集まれば、遊ぶときも、話すときも、非常に近接した状況にならざるを得ません。

また、身体的援助を多く伴うのが保育ですので、保育者は子どもと2mの距離を保って保育することは不可能です。

 

②3密(密閉・密集・密接)を避けることが出来ません

感染拡大防止には、密閉・密集・密接の3密を避けることが求められていますが、保育現場では、換気をしても常に3密状態とも言えます。

上記のとおり、子どもの行動の特徴や、保育の特徴を踏まえると、3密を避けて保育を行うことは極めて困難です。

 

③乳児は発達上、いろいろなものを舐め、その手で触ります

乳児はモノを舐めることも発達上必要な行為です。そのため、保育現場では舐めたものをその都度消毒しています。しかし、日常的に舐めるという行為をしない大人と比べて、舐めることが前提としてあるのが保育現場であり、そこからの感染リスクがあることをご承知おきください。

 

 3.保育の継続と保育者の感染予防の必要性

保育現場は、社会生活を支える基盤として保育を継続しています。その一方で、職員は自らも感染リスクと常に向き合っています。また、「自分が無症状感染者で周囲に迷惑を掛けたらどうしよう」という不安も抱えています。家族から「危ないから働きに行かないでほしい」と言われている保育士も出ています。

最悪のシナリオとして言われている、感染時に治療を受けられない「医療崩壊」だけは避けなければなりません。だからこそ医療従事者を始めとした社会生活を維持する上で必要な職業に従事されているご家庭の受け入れができる最小限の体制で保育を進めていくことが必要となっています。

 

以上が、保育現場の現在の状況です。

保護者の皆様におかれましては、どうしても保育の利用を継続しなければならない状況もあろうかと思います。その一方で、上記の保育現場の状況も考慮したうえで、新型コロナウイルス対策が必要となる期間における保育について、慎重にご判断いただきますよう心よりお願い申し上げます。

 

保護者様に置かれましては、職場とよくご相談いただき登園自粛のご検討を再度お願い申し上げます。

 

学校法人泉新学園

新型コロナウイルス対策本部

執行理事・本部長 亀山 理