GREETING

心のつながり

園庭で思いっきり子どもたちを見ると、それぞれ自分のリズムで毎日の生活を満喫しながら成長しているのを感じられます。
子どもたちの成長は、日常の些細な場面によく現れてきます。親や先生に自ら話し掛けたり、困った事を伝えられるようになったり、自分でやりたいあそびを見つけて工夫しながら楽しむようになります。
子どもたちは、自分のしたいあそびを通じて、色んな友だちに目を向け、他人の行動に関心を寄せながら、少しずつ新しい人間関係を築いて行きます。友だちとのトラブルもあるでしょう。そんな時、相手の気持ち、思い、考えに気づき、｢いいよ｣と譲ったり、｢ごめんね｣と謝ったり、折り合いをつて、自ら解決できるようになっていきます。それが成長です。
以前、先生として大事なのは「いつも子どものそばにいる」のではなく「いつも子どもがそばにいる」という言葉を読んだ記憶があります。「の」から「が」に代わるだけで意味が変わってきます。
子どものところに行く先生より、子どもが自然と周りに集まってくる先生。子どもたちが困ったときには相談できるような関係、心のつながりを持たないといけません。

「いつもこどもが先生のそばにいる」園を目指して、笑顔いっぱいの保育を進めて行きます。